もう9年になるのか。本当に早い。
3.11東日本大震災から9年。
壮絶過ぎて、
同じ空の下で起きたこととは思えなかった。
当時、受け止めるまでかなり時間がかかった。
ニュース映像で流れる、
直視できない悲惨で心が潰れそうになる現実に、
私は目をそらし続けていた。とても長い間。
あまりにショックで受け入れられなかった。
嘘であって欲しい。夢であって欲しい。
悲惨で心が潰れそうなあの現実、
あのニュース映像に映る人々と自分を重ねた。
「そこに映る人は、私であってもおかしくないんだな」
明日は我が身という言葉で片づけたくはないけれど、
誰にでも起こりうることだと実感が持てたのは、
もうちょっと後になってから。
2018年7月〜8月にかけて私と夫は都島に引っ越してきた。
叔父が亡くなって、その物件に我々は移り住み、
お店を開くための準備を始めたのだけど、
引っ越しの直後に「平成30年台風第21号」が大阪に直撃。
引っ越し早々、屋根が飛び、滝のような雨漏りが発生した。
自力引っ越しでバタバタしていたのもあり、
火災保険に入りそびれていることに後で気がつき、
我々にしたら莫大な修繕費が降りかかってきて、泣いた。
とはいえ、住めるし店もできたしよかった。
しかし、耐震は大丈夫か。。次に地震や台風がきたら、
この家、イチコロで潰れるんじゃないか…。
そういった不安が日々ある、今も。
屋根が飛んだ際も、
ご近所に迷惑かけていないか心配だったし、
周りは新しい家だらけなのに、
ダントツ古い我が家は倒壊したりなんたりで、
ご迷惑をかけてしまうリスクが大いにある。
今はちょっと建て替えは難しいけれど、
もちろんそう遠くない将来検討しなければならない。
あーあ、憂鬱っ。80円のドーナツで家建てられるかな…。
そんなことを考えたら、
とってもテンションが下がってしまうので、
今できる備えをするのがいいと思う。
備えは以前投稿した『コチラの記事』を参照。
家が狭いので、大量に備えることはできないのだけど、
ストックをターンオーバーさせる感じで
しまい込まないで“使いながらストック”する方法を実践。
特に水や食料品、消耗品などはそうすると安心する。
私はキャンプをするので、
キャンプグッズに入れておく用もあるのでより心強い!
コロナウイルスの流行で、
デマ情報が拡散されてしまい不安になった人々が
トイレットペーパーやティッシュペーパー、
生理用品の買い占めなんかが問題になっていたけれど、
備えていれば、そんなデマ情報に翻弄されずに済む。
生理用品に関しては、私は普段、
使い捨てのものではなく布ナプキンを使用している。
店の営業時やパートタイマーなどの外出の時に
使い捨てのものを使用しているので、
ストックしては使い、使ってはストックしてをしているので、
慌てずに済んだ。布ナプがあるし大丈夫!と思える。
(布ナプは使用感・手入れ方法など慣れるまで時間がかかる)
今回のコロナウイルス恐慌で、
災害だけではなく、感染症の流行にも備えがあれば
安心できる。無意味な買い占め・過剰な買い溜めの必要もない。
近いうちに、防災のバイブルを紹介したいと思う。
「自分は大丈夫。」「ちゃんと備えてる。」
と思っていても盲点はあるので、
定期的な見直しと思って、参考にしてもらえたら嬉しい。
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