昨年の11月に結婚3周年を迎えた。たぶん。
夫は記念日関係に一切興味がないので当然カウントしていないし、
私は数字が覚えられない脳を持ち合わせているので
したくてもカウントができないという…悲しい現実がある。
我々の後に結婚し、
数字に強くそれなりに記念日も意識できる姉に
「なぁなぁ、我々って結婚して何年?」と尋ねたら
「3年やで」
と教えてくれたので間違いない。
…3年もったのか。うっれぴぃー!
確実に言えることは、
3年も結婚生活が続けられたのは夫のおかげである。
ズボラでとんまで、いつ何時も体たらくな私を
淡泊で媚びのない優しさとそれを上回る無関心さで
なんか、こう、うやむやにしてくれるのだ。
決して優しさで包み込んでくれるようなことはない。
うやむやになったな…という実感を持たしてくれるのだ。
そんな夫につけ込んでいるという自覚はある。
私は家事をほぼしていない。
家事がめちゃくちゃ嫌いなのだ。
インスタなどを適当に流し見していると、
よくデキるキラキラ主婦たちの
収納術やごはん、家計管理、子育ての記録などが散見される。
ツ、ツラァ…。
おい、ヤメロ!テメェ!何がズボラ主婦だよ!
真のズボラはな!家事放棄してんだよ!ふざけんな!
テメェら全員トップ・オブ・ザ・主婦だよ!
ズボラだから毎日小掃除だと?
真のズボラ主婦は散らかっていても何事もないように装える
スルースキルを持っているので、小掃除なんかしない。
ズボラだから作り置きごはんだと?
真のズボラ主婦は張り切って買ってきた食材を冷蔵庫に入れ、
冷蔵庫を開けることがめんどくさくなってミイラ化させるのが得意だ。
そして何よりも洗い物を嫌うので、洗い物をするのが嫌で料理などしない。
書いていて悲しくなってきたが、
私は毎日外食したいし、誰かに部屋を片づけてもらいたいし、
洗濯は必要に駆られてやっているだけで、
洗濯物はたたまないし、アイロンがけも一切しない。
(夫は自分のシャツやズボンなどを自分でアイロンがけしている)
洗い物もやりたくなくて放置していると、
静かに夫が洗ってくれていたり、いなかったりする。ありがたい。
ただ、言い訳をひとつさせてもらいたいのだが、
この「家事、キライターン」は一時的なものである可能性が高い。
私はどうしようもない気分屋ゆえ、
家事が楽しくなるターンに差し掛かると必要以上にやるからだ。
この1〜2年は前職を辞めたり、引っ越ししたり、
お店を準備→開店したりと、
人生における大きな行事が重なり続けた結果、
奇しくも「家事、キライターン」が重なってしまったに過ぎない。
こんな無駄ポジティブはそうそうないが、そうに違いないのだ。
2020年、さっそく「家事、キライ」が炸裂しているが、
ここに誓いを立てたい。
2020年はお店のことはマイペースにやって、
暮らしの基盤をしっかり整えてゆこうかと思っている。
その模様をちょくちょくレポートがてらエッセイとして綴るので、
監視がてら見守っていただけると幸いである。
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